安価で素早く商品力を上げたいと事業主さんは常に考えられています。そこでより効果的にデザインサポートをお使いいただけるスキームのご紹介をさせていただきます。
パターン1:マンションに手慣れた設計事務所を使用する場合。
マンションに手慣れた設計事務所に設計を依頼し、『デザインサポート』を使って商品作りを行うパターンです。※中規模物件に向いています。
多くの事業主さんは設計事務所の提案に満足できず、苦労して商品作りを行っています。そのためパース屋さんが何案も作らされ締め切り直前にやっとデザイン決定がすることもよくある話です。デザイン力のあるアトリエ系設計事務所に依頼したいところですが、申請スピードが遅く、組織力もないため事業工程が心配になります。
そこで、デザイン業務と設計を分離し、設計はマンションに手慣れた事務所に依頼することで、確実に事業を遂行します。図面作成や申請業務も計算でき、マンション経験も豊富なため品質的にも安心できるメリットが大きいからです。商品企画の足らない部分だけを『デザインサポート』で補うことで、手間をかけずにコストバランスに優れた商品造りを目指します。
パターン2:ゼネコンに設計施工で依頼する場合
建築コストを抑え、確実に事業遂行できるよう、ゼネコンに設計施工で依頼し、『デザインサポート』を使って商品造りを行うパターンです。※設計費用が安い小規模物件や、ゼネコンの組織力を使いやすい大型物件に向いています。
多くの事業主さんは近年の建築費高騰のため、マンションに手慣れたゼネコンに設計施工で依頼することが増えています。しかし、コスト優先の設計となるため、ゼネコン仕様の単調なデザインとなってしまいます。特に大型物件の場合様々な共用部がありますが、造り込みが弱く、商品力も期待できません。
そこで、マンションに手慣れたゼネコンに設計施工で依頼しながら、ランドスケープや共用部など、販売に大きく影響する部分の造り込みを『デザインサポート』で補うことで、手間をかけずにコストバランスに優れた商品造りを目指します。もともと全体の建築コストが抑えられているので、共用部などに多少のコストを追加しても充分採算性が得られると考えられます。
CASA DESIGN CONSULTANT
株式会社カーサデザイン・コンサルタント 岡田達人
Mail : okada@cd-consultant.jp