観光名所が多すぎるパリなので、毎回どこに行こうか悩んでしまいます。
ほとんどの方は“ルーブル美術館”や“凱旋門&エッフェル塔”を見られて、郊外は“ヴェルサイユ宮殿”や“モンサンミッシェル”とお決まりコースだと思います。
個人的にはわざわざ郊外に行かなくても、パリ市内に感動できる名所が沢山あると思っております。
そこで、ガイドブックの扱いは小さいけど実は穴場的スポットをご紹介します。
まずは“リオン駅”です。
駅ですか?と思われるかも知れないですが、駅舎自体が歴史建築です。
時計台のある駅舎は1900年のパリ万博時に建てられた3代目だそうでTGVも発着する大きな駅です。(鉄道好きにもお勧め)
そして2階には1901年からの内装そのままの豪華なレストラン『LE・TRAIN・BLEU(ル・トラン・ブルー)』があります。
駅舎外観も時計台があったりしてかなり素敵なのですが、このレストランに入ったとたん別世界になります!!
天井や壁にはパリからリオンまでの風景が描かれていて、パリがもっとも華やかだと言われた“ベルエポック時代”にタイムスリップしたかのような感動がありました。
(内装は当時のままだそうです)
ランチやディナーは値段も豪華すぎたので(笑)今回はお茶だけ(コーヒー1000円しますが・・。)でしたがサービスに手抜きはありませんでした。
1900年当時のパリを体感しながら食事ができる場所はほとんどないのでお勧めです。
次のブログでは『オペラガルニエ』の内部見学をご紹介したいと思います。
岡田達人